懐かしい歌をギター生伴奏で

2020/01/09(木)

2020年歌い始め その二

↑車窓からの富士山が撮れなかったので会場から

お天気に恵まれ、気持ちのよい“歌い始め”の日です。会場のあちらこちらではご参加者同士の新年のあいさつが交わされて笑顔があふれています。

「一月一日」「ふじの山」「青い山脈」と、晴れやかで大きな歌声が会場いっぱいに響きました。「ふじの山」といえば、JR中央線・西荻窪から会場最寄駅までの車窓からは、美しい富士山の姿をときおりながめることができます。やはりお正月に見る富士山は格別でありがた〜いものでした。

今日は昭和12年に東海林太郎さんが歌った「湖底の故郷」が印象的でした。ダム建設のために故郷の村が湖の底に沈んだ小河内村の人々の悲しみを綴った歌です。ご参加者の中には、中学校の遠足で水の入る前のダムを見たというかた、高校の社会科見学は完成したばかりの小河内ダムだったというかた、小河内村からうつり住んだ人とご近所だったというかたもいらっしゃいました。歌ってみて、そういえば…といった感じでいろいろな思い出がよみがえったようです。興味深いお話をきかせていただき、この歌への思いに深みを増すことができました。ご参加者のみなさんのお声の大切さをあらためて感じたひとコマです。

終盤には「夜明けのうた」がひときわ大きく響きました。新しい年に歌うと心持ちもひと味ちがうものですね。今年も元気に楽しく歌っていきたいものです。どうぞよろしくお願いします!!


投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2020/01/09(木)