
楽譜『平城山』中〜上級
◎演奏形態:ギター伴奏/弾き語り
◎Key: F#m(Em 2capo)
◎頁数:計4ページ
メロディー/コード/ギター五線譜/TAB譜
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1935年(昭和10年)
作詞:北見志保子
作曲:平井康三郎
※原曲はAm(イ短調)ですが、一般の方の歌いやすさを考慮したF#m(嬰ヘ短調)の楽譜となっています。
二首の短歌を歌詞にした歌曲です。箏の音色のイメージで作曲された伴奏部のフレーズは、1番・2番で繰り返すのではなく、それぞれの歌で異なる部分があります。旋律とことばによりそい、強弱を意識した演奏を心がけるのが大切です。
左手のおさえ方は、最大で5フレット分の広いストレッチポジションを必要とします。声域に余裕がある場合は、3カポで演奏すると、その分フレット幅が狭まり演奏しやすくなるかもしれません。
【楽曲について】
昭和10年(1935年)、作曲家・平井康三郎氏(1910〜2002)が歌人・北見志保子氏(1885〜1955)からの依頼を受けて作曲した歌曲です。
北見志保子氏は短歌雑誌『草の実』の創刊10周年を記念して、平井康三郎氏に自身の短歌への作曲を依頼。渡された歌集から平井氏が短歌を選び「平城山」「九十九里浜」「甲斐の峡(さわ)」の三部作となる歌曲を作曲しました。
「平城山」もそうであるように、二首以上の短歌を組み合わせて1曲にする連作短歌形式は、平井氏がこのときに打ち出したアイデアだったといいます。日本の芸術歌曲の中でも、クラシック界のみならず、多くの人に広く親しまれている1曲です。