2月の亀戸・歌声喫茶です。暖かさと寒さが行ったり来たりのこの時季、春本番が待ち遠しい気持ちは「早春賦」の歌詞の通りですね。
さて、この日は3月3日の雛祭りも間近ということで童謡「うれしいひなまつり」を歌いました。数々の童謡や流行歌を世に送りだした作詞家・サトウハチロー氏の作品の中でも、現代まで最もよく歌われている曲と言われます。たしかに世代を問わず知らない人のいない歌です。
ちなみに男雛と女雛を「お内裏さまとおひなさま」と呼ぶのはこの歌詞から広まった誤用で、サトウハチロー氏はそのことを後々まで気にしていたとか。けれどそんなエピソードも、かえってこの歌への親しみやすさを増しているような気がします。
来月はきっと桜も見られる頃。亀戸・歌声喫茶で“春のうららの隅田川”を身近に感じるのにもってこいの季節がやってきます。