懐かしい歌をギター生伴奏で

2019/11/01(金)

オリンピックにまつわるあの歌この歌

↑歴代オリンピックのエピソードとともに様々な歌が登場しました。

10/30(水)、11/1(金)の西荻窪・歌声喫茶は特別企画、オリンピックにまつわる歌をめいっぱい歌いました。

1964(昭和39)年の「東京五輪音頭」にはじまり、締めの1曲は唱歌「故郷」。「故郷」は長野オリンピックの閉会式で歌われました。

1936(昭和11)年はベルリンオリンピックで前畑秀子選手が金メダルを穫った年。「前畑ガンバレ! 前畑ガンバレ!」の実況が歴史に残っていますね。この年のヒット曲のひとつがおなじみの「東京ラプソディ」。

1908年に予定されていたローマ大会は「フニクリ・フニクラ」の舞台ヴェスヴィオ火山の噴火被害によりロンドンに変更となったと聞けば、“赤い火を吹くあの山”の歌詞が作り事でないことが実感されます。

そしてロシア民謡「バイカル湖のほとり」。バイカル湖は、まだ記憶に新しい2014年のソチ冬季オリンピックの開会式、ロシアの代表的な事物のひとつとして紹介されました。世界最大の貯水量、世界最高の透明度など、本当に世界に誇れる偉大な湖なのですねえ、と感心しきり。

「へえ、そうだったの、そういえば…」という具合に、おなじみの曲を通じてあらためて当時のことをリアルに想像できる気がしました。

一方ではじめてふれる方が多い歌も。印象的だったのは「海をこえて友よきたれ」。この曲は昭和39年東京オリンピックを盛り上げるために作られた曲で、当時の小中学生は朝礼で歌ったりしたそうです。「朝礼って懐かしいわ〜」と言っている方もいました。

1曲の中に歴史があり、ドラマがある。その当時の人々の生き生きとした笑い声や涙、暮らしまでもが伝わってくるような瞬間がありました。

さて、来週からは11月前半に入ります。晩秋から冬へ、季節はどんどん巡っていきますが、楽しく元気に歌っていきましょう!!


投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2019/11/01(金)