7月前半の歌声喫茶は猛暑の日々。文部省唱歌「海」や「ひまわり娘」「真赤な太陽」など夏らしい色合いの歌を味わいつつ、その厳しい暑さをひととき忘れるようなしっとりとした歌や爽やかな青春ソング、幻想的な童謡に特に人気が集まりました。
【2025年7月前半 人気ベスト5】
1位:山のロザリア
2位:水色のワルツ
3位:青春の城下町
4位:月の沙漠、見上げてごらん夜の星を
5位:くちなしの花、涙くんさよなら
「山のロザリア」は、昭和30年代当時、歌声喫茶でよく歌ったという方、あるいは学校でのフォークダンスを思い出すという方も。アンケートには「懐かしさとともに当時の楽しさや切なさまでよみがえってくる」という感想もいただきました。さまざまな想いが込められた歌声は格別の響きです。

「水色のワルツ」はなんとも美しく抒情的な調べ。「青春の城下町」の飾り気のない爽やかな調子には、歌う表情もほころびます。「月の沙漠」では幻想的な世界に入り込み、真夏の東京の蒸し暑さをしばし忘れることができました。
七夕の近い7月3日(木)のラストは「見上げてごらん夜の星を」に続き「たなばたさま」を歌いました。皆さんの願いことが叶いますように♪
