12月後半の歌声喫茶は特別編《うたごえ春夏秋冬》でした。
桜吹雪が印象的な童謡「花かげ」を歌いながら思い出してみると、2025年のチャコ&チコの歌声喫茶は4月の《春の歌声喫茶》で幕を開けました。桜満開の時期ながら当日は気温が急降下、冷たい雨も降ってきて、傘もコートも必要な冬の寒さとなったのでした。
そして5月からは毎週木曜日の定期開催がスタート。初日は5月1日の八十八夜でしたので、唱歌「茶摘」で始まったのをおぼえています。歌詞に「五月」と入っている「ハナミズキ」もとりあげ、時間の都合で一番・二番のみを歌ったのですが、実は割愛した三番に「母の日」というフレーズもあったのです。特別編の今回は、その三番も含めフルコーラスたっぷり歌うことができました。
6月には梅雨入り。幸い、歌声喫茶開催日の木曜日はうまいこと雨を逃れ、降られることはありませんでした。7月に入ると、もう猛暑の日々が始まっていました。今回「真赤な太陽」「涙そうそう」などを歌いながら、あのきびしい暑さが思い出されます。
ようやく暑さが落ち着いたのは10月に入ってからでした。本日は「鈴懸の径」「小さな木の実」「学生時代」で秋の情景を味わいながら、短かった秋をふりかえりました。
そして、現在進行形の冬。「銀色の道」は、だんだんと坂道の勾配がきつくなるかのごとく転調を繰り返していきます。歌いながら、厳しさを増してゆく寒さに負けずに2026年へと向かってゆく心もちを強くしていきました。
2025年の歌声喫茶は、次回12月25日(木)の特別編《クリスマスソング&2025締めくくりスペシャル》が最後の開催となります。今年の歌い納めにぜひご来場ください!!

【2025年12月特別編① 人気ベスト5】
1位:学生時代
2位:銀色の道、小さな木の実
3位:夏の思い出
4位:昴 -すばる-、涙そうそう
5位:ハナミズキ
- 心が満たされました。歌を創った人に感謝!
- 皆様とご一緒に歌える幸せ。楽しいそうに歌っておられる姿がとても素敵です。
- 暑い夏から突然寒い冬となり、今や日本は“二季”の世界になりつつあるといっていますが、せめて歌の世界では美しい四季を味わっていきたいですね。
- 来週のクリスマスソングも楽しみにしています!
- 今年もたいへんお世話になりました。よいお年を。

