懐かしい歌をギター生伴奏で

塩谷海岸、手宮洞窟の古代文字など、歌詞には小樽の観光名所も登場

曲名右の  ボタンから演奏動画を視聴できます。

小樽のひとよ

 
1967年(昭和32年)鶴岡雅義と東京ロマンチカ
作詞:池田充男
作曲:鶴岡雅義

逢いたい気持ちが ままならぬ
北国の街は つめたく遠い
粉雪まいちる 小樽の駅に
ああ一人残して 来たけれど
忘れはしない 愛する人よ

二人で歩いた 塩谷の浜辺
偲べば懐かし 古代の文字よ
悲しい別れを 二人で泣いた
ああ白い小指の つめたさが
この手の中に いまでも残る

小樽は寒かろ 東京も
こんなにしばれる 星空だから
語り明かした 吹雪の夜を
ああ思い出してる 僕だから
かならずいくよ 待ってておくれ
待ってておくれ

 

鶴岡雅義さんのレキントギターと三條正人さんらの甘い歌声。いわゆる“ムード歌謡”の代表的なグループとして知られる「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」のデビューシングルです。

メキシコのボレーロやスペインのロマンス歌謡(Canción Romántica)などのラテン音楽の要素と、古賀メロディーをはじめとする日本の流行歌の味わいが融合したサウンドと世界観は、日本人の心のひだに触れる抒情性に満ちています。


投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2023/04/06(木)