懐かしい歌をギター生伴奏で

2025/09/03(水)

不思議とズバッと心に響く詩

▲ 2週間の猛暑休みを経て、8月後半も結局暑い!!

2週間の夏休みを経て8月後半、真夏の歌声喫茶が続きます。

猛暑を考慮して夏休みを設けたものの、お休み中はそこそこ過ごしやすい気温の日があったけれど、今週からはまた猛暑というありさまで、この暑さはもうあきらめるほかありませんね。

8月21日は高校野球が準決勝というタイミングで「栄冠は君に輝く」にもいっそう気持ちが入ります。戦後の学制改革にともない新たに作られた大会歌として、昭和23年以来、高らかに甲子園の熱気を伝えてくれる1曲です。準決勝のテレビ中継の途中で出かけてきたお客様もいらして、試合の結果を気にしながら歌っていました。

今回印象的だったのは、久しぶりにとりあげた小椋佳さんの「さらば青春」と、夏の終わりを感じさせてくれる「少年時代」。いずれも、自分自身の中での何かへの訣別がテーマになっているような歌です。小椋佳さんも井上陽水さんも、一見その歌詞を解釈するのは難しく感じられますが、自分自身の感慨と重なったときには、不思議とその詩がズバッと心に響いてくるのです。

▲ 文部省唱歌「故郷」は、故郷の過去・現在・未来を想いながら

お盆を過ぎたこの時期、「誰か故郷を想わざる」「あゝ上野駅」そして文部省唱歌「故郷」など故郷を想う歌にしみじみとする場面も。

夏が過ぎ、風あざみ。こうして歌声の世界では、少しずつ秋の心持ちに向かっていきます。

▲ そして歌声は少しずつ秋の心持ちへと。来月もよろしくお願いします!

【2025年8月後半 人気ベスト5】
1位:故郷
2位:少年時代、浜辺の歌
3位:涙そうそう
4位:栄冠は君に輝く、海その愛
5位:長崎の女

  • 故郷を偲ぶ歌が多くてこの時期にたいへんよかったと思います。「あゝ上野駅」は涙が出てきます。
  • 暑さでボーッとしていたのが、生きている感じになりました。
  • 短い時間でしたが、世知辛い現世を忘れて心静かな時を過ごすことができました。
  • 「少年時代」の映画のお話、とても有意義でした。初めて知りました。よかったです!
  • 素晴らしい演奏とともに楽しめました。段々とのども開いてきたような気がします。

投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2025/09/03(水)