懐かしい歌をギター生伴奏で

新しい時代の幕開け、若者の希望を高らかに歌う青春讃歌

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青い山脈

 
1949年(昭和24年)藤山一郎・奈良光枝
作詞:西條八十
作曲:服部良一

若く明るい歌声に
雪崩は消える 花も咲く
青い山脈 雪割桜
空の果て 今日も我らの夢を呼ぶ

古い上衣よ さようなら
さみしい夢よ さようなら
青い山脈 バラ色雲へ
憧れの 旅の乙女に鳥もなく

雨にぬれてる 焼けあとの
名もない花も ふりあおぐ
青い山脈 かがやく嶺の
懐かしさ 見れば涙がまたにじむ

父も夢見た 母も見た
旅路の果ての その果ての
青い山脈 みどりの谷へ
旅をゆく 若い我らに鐘が鳴る

 

石坂洋次郎氏の小説『青い山脈』を原作とする映画の主題歌として発表されました。

新しい時代の幕開けを感じさせる歌詞、若者の希望を高らかに歌い上げるメロディーは、青春讃歌として時代をこえて親しまれています。

2016年にBS朝日『ザ・ドキュメンタリー』作曲家・服部良一氏の特集で、「青い山脈」の異なるメロディーの楽譜がみつかったことがとりあげられていました。国民的な愛唱歌が完成するまでに、作曲家の頭の中でさまざまな経緯があったことを想像させてくれる興味深いエピソードです。

またこの番組では、服部メロディーが今もなお多くの人々に親しまれている風景として、西荻窪会場でのチャコ&チコの歌声喫茶で「青い山脈」「銀座カンカン娘」「東京ブギウギ」をみんなで歌っている様子が放送されました。


投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2023/06/14(水)