懐かしい歌をギター生伴奏で

1番の後、地面に胡坐をかきながら歌うスタイルが話題に。

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二人でお酒を

 
1974年(昭和49年)梓みちよ
作詞:山上路夫
作曲:平尾昌晃

1.
恨みっこなしで 別れましょうね
さらりと水に すべて流して
心配しないで ひとりっきりは
子供の頃から 慣れているのよ

それでもたまに 淋しくなったら
二人でお酒を 飲みましょうね
飲みましょうね

2.
いたわり合って 別れましょうね
こうなったのも お互いのせい
あなたと私は 似たもの同志
欠点ばかりが 目立つ二人よ

どちらか急に 淋しくなったら
二人でお酒を 飲みましょうね
飲みましょうね

3.
どうにかなるでしょ ここの街の
どこかで 私は生きてゆくのよ

それでもたまに 淋しくなったら
二人でお酒を 飲みましょうね
飲みましょうね

 

作曲家の平尾昌晃さんが、歌手・梓みちよさんとジョイントでリサイタルをすることになった際に、幕間に軽く歌う1曲ということで作られたのが「二人でお酒を」でした。

平尾さんはスタンダードナンバー「二人でお茶を Tea for two」のような軽やかな曲をイメージし、梓みちよさんはお酒飲みであることから「二人でお茶を」のお酒バージョンの歌詞を作ってほしいと、作詞家の山上路夫氏に頼んだそうです。

当初はレコードにする予定はありませんでしたが、リサイタルでの反響が大きかったことからレコード発売にまで至ったといいます。間奏であぐらをかくパフォーマンスも元々はそのリサイタルで生まれたものでした。

【参考文献】
山口洋子・編『平尾昌晃の歌上手になる本』(講談社)※
※国立国会図書館デジタルコレクション


投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2025/09/25(木)