佐伯孝夫
》:6件歌のモチーフは、1907年(明治40年)に新聞小説として連載された泉鏡花の小説『婦系図』を原作とし、その後多くの舞台や映画となった、主人公・早瀬主税(はやせ・ちから)とお蔦の悲しい別れの物語です。 歌詞は、湯島天神に咲く… 続きを読む →
昭和18年(1943)に公開された東宝映画『伊那の勘太郞』主題歌(監督:滝沢英輔、主演:長谷川一夫、山田五十鈴)。映画は、幕末の時代、土地の親分との争いで三年前に姿を消した勘太郎が、故郷・伊那に戻り、勤王の志士・天狗党の… 続きを読む →
橋幸夫さんは昭和35年に「潮来笠」でデビューし日本レコード大賞新人賞を受賞。吉永小百合さんは昭和37年に『キューポラのある街』でブルーリボン賞主演女優賞を受賞、また同じ年に「寒い朝」でレコードデビューも果たします。若きス… 続きを読む →
昭和4年の「東京行進曲」以来、銀座、日比谷、新宿、浅草、上野、神田などの地名を散りばめながらオムニバス・ショートムービーさながらに東京の街と人を描く歌が、各時代ごとに生み出されてきました。 「東京行進曲」そして昭和11年… 続きを読む →
昭和32年5月の有楽町そごう開店に合わせて、この曲をふくめ、テレビ、小説、映画など複数のメディアでキャンペーンが展開されました。雨の有楽町を妖美に描いた歌詞と符合するように、開店初日は雨だったそうです。 金子勇氏による𠮷… 続きを読む →
フランス映画『巴里の屋根の下』(1930 ルネ・クレール監督)になぞらえたタイトル、ハイカツさんの明るい歌声、管弦楽団によるジャズ風味の演奏は映画のオープニングさながら。 高台あるいは空から俯瞰する東京の街並みと、その街… 続きを読む →