テレサ・テンさんこと鄧麗君(テン・リーチュン)は、台湾中部の雲林県の出身。子どもの頃から歌が大好きで、7、8歳のころから美空ひばりさんを敬愛し、10歳の時にはのど自慢大会やさまざまなコンテストで優勝、13歳で台湾テレビの専属歌手となるなど、天才少女歌手として活躍していました。
台湾、香港で活躍していたテレサ・テンさんを日本のレコード会社がスカウトし、昭和49年(1974)に日本第二弾シングル「空港」が大ヒット。洋楽と演歌・歌謡曲の間をゆくような路線で人気を博します。その後紆余曲折あり、日本での活動ができない時期もありましたが、昭和59年(1984年)に再デビュー。
「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」(1984年〜86年)は東西の有線大賞(日本有線大賞、全日本有線放送大賞)3年連続同時大賞・グランプリという偉業を達成しました。
【参考文献】
中村とうよう 『地球が回る音』 (筑摩書房)
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