懐かしい歌をギター生伴奏で

初夏の抒情歌といえばこの曲 ♪夏が来れば思い出す…

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夏の思い出

 
1949年(昭和24年)
作詞:江間章子
作曲:中田喜直

夏が来れば 思い出す
はるかな尾瀬 とおい空
霧のなかに 浮かびくる
やさしい影 野の小路

水芭蕉の花が 咲いている
夢見て咲いている 水のほとり

しゃくなげ色に たそがれる
はるかな尾瀬 とおい空


夏が来れば 思い出す
はるかな尾瀬 野の旅よ
花のなかに そよそよと
ゆれゆれる 浮き島よ

水芭蕉の花が 匂っている
夢見て匂っている 水のほとり

まなこ つぶれば なつかしい
はるかな尾瀬 とおい空

 

発表以来現在まで広く愛唱されている初夏の抒情歌です。NHK『ラジオ歌謡』で石井好子さんの歌で放送されました。

作曲家の中田喜直氏は「ちいさい秋みつけた」「心の窓にともし灯を」「雪の降るまちを」など季節の名曲を生み出しています。

ちなみに唱歌「早春賦」(大正2年 作詞:吉丸一昌)はお父上である中田章氏の作曲。喜直氏は自分に春の有名曲がないのは、父親の邪魔をしないようにして敬意を表しているのだ、と言って講演などで聴衆を笑わせたそうです。

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投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2023/04/02(日)