5月中からすでに真夏日の暑さもあり、先週には台風も上陸と、今年の夏もなにやら一筋縄ではいかない予感がいたします。そんな梅雨入り間近、6月初頭の歌声喫茶の日は、暑くも寒くもない穏やかな気候。心おきなく歌を楽しめる「歌声日和」です。
毎年6月の選曲テーマとなっているのが「雨」と「花嫁」です。本日は、その両方がモチーフとなっている「雨降りお月さん」からスタートです。この歌、1番と2番は元々は別の曲だったということで、少しだけメロディーが異なるのがポイントです。別の曲といっても、続編ないしスピンオフ作品とでもいいましょうか、ひとつの情景を異なる遠近感で描いたような雰囲気です。
「潮来花嫁さん」は茨城県潮来市に伝わる水上の婚礼風景を描きます。毎年この時期に行われている「水郷潮来あやめまつり」では、嫁入り舟の風景が再現されているそうです。
続く「花嫁」の主人公は故郷を飛び出し、夜汽車に乗って愛する人のもとへと急ぎます。花嫁も事情は様々です。
さらに、昭和30年代に祝婚歌として人気を博した「ここに幸あり」を歌い、花嫁ソングの締めくくりは「瀬戸の花嫁」でした。
こうして歌ってみると、「雨降りお月さん」では花嫁さんはお馬に揺られ、「潮来花嫁さん」「瀬戸の花嫁」では舟、「花嫁」では夜汽車と、お嫁入りの風景というものは、花嫁さんが何かに乗って旅立ってゆくところにドラマがあるようです。
【6月前半 人気曲ベスト5】
1位:くちなしの花
2位:遠くへ行きたい
3位:雨のブルース
4位:あざみの歌、愛燦燦
5位:瀬戸の花嫁、希望のささやき
